リバティ・ファブリックスの正規販売店 メルシー

この植物をモチーフにしたミニ・コレクションに含まれるものは、すべてがデジタルプリントされたもので、メアリー・フェッデン(Mary Fedden), ユーゴ・グレンヴィル(Hugo Grenville)レイチェル・ペダー・スミス(Rachel Pedder-Smith)といった著名なアーティストたちによる特色のあるデザインと、リバティ・スタジオやフリーのデザイナーたちの手による柄が違和感なく共存しています。

イルマ(IRMA)
正確な筆づかいから極小さな鉛筆の跡に至るまでを再現するためにデジタルプリントを使っています。ユーフォルビア、ポピー、アストランティア、イベリスの花々が優しくどことなく幻想的な草原を創り出します。

ユーゴ・グレンヴィル(HUGO GRENVILLE)
植物画家として確固たる地位を確立しているユーゴ・グレンヴィルの展覧会は、最近では2011年11月にパーム・ビーチで開催されました。ユーゴは作品をロンドンと米国の両方の展覧会に出品しています。また定期的に訪れるトレスコ島から作品のインスピレーションを得ると同時に、トレスコ島では彼の作品が多く飾られています。

アビー・プール(ABBEY POOL)
英国が誇る20世紀の芸術家の一人で現在95歳の王立美術院会員のメアリー・フェッデンOBEは、これまでにも委託を受けて様々な作品を創り、また展覧会を開催してきました。メアリーは初の女性としてロイヤル・カレッジ・オブ・アートで絵画を教え、その時の学生の一人がデーヴィッド・ホックニーでした。生涯にわたりメアリーが専念して描いてきた静物画では、近くに描かれたものだけでなく、その背後にある風景までをも大切にしています。彼女の油絵は2万ポンド以上の値がつきます。

トレスコ (TRESCO)
世界各国から集められた植物の豊富なコレクションを表した柄で、手入れの行き届いたアビー・ガーデンの植え込みや、風に吹きさらされた砂丘に咲く花々やシダ、サボテンなどの多肉多汁植物を選んで水彩で試しています。

オティリア (OTILIA)
写真をデジタル的に操作して創り上げた空想的な森のデザインでは、アビー・ガーデンの多様な熱帯特有の木々の葉ぶりを捉えています。

サイード (SAEED)
マイケル・アンゴーヴが写真のようにリアルに手書きしたパンジーとセントラル・セント・マーティンズの学生が描いた抽象的なスミレを折喪主義的に混ぜ合わせて、花の質感を出しています。

ポインティリズム(POINTILLISM)
トレスコ島の野生の花畑を、油絵の具を厚く塗り重ねることでマルチ・カラーの雰囲気を出し、抽象画的にまとめた柄です。

フローラル・イヴ(FLORAL EVE)
レイチェル・ペダー・スミスが完成まで766日を費やした長さ5メートルを超える大きな「植物標本画集」の中からとった柄です。現代のDNAをもとにした分類システムに沿った順番で顕花植物を科名ごとに一つの標本に描いていくというこの作業は、まさに芸術と科学の融合です。デザインに選んだのは最も花の各要素が表れたものでした。

マリーナ・シーフラワー(MARINA SEAFLOWER)
トレスコ島の青々と茂った木々の葉と、元々スカーフ用に創られた柄をベースにして手描きされた植物画のコレクションです。