「ゲリラ・ガーデニング」とは荒廃した公共の空間を掘り返し、草花を植えてしまうという世界的な運動で、今や国境を越えて行われています。2004年にリチャード・レイノルズがブログ上にGuerrillaGardenin.orgを立ち上げ、一夜にしてロンドン市内の殺風景なえエレファント・アンド・カールスの円形交差点の植え込みを見間違えるように変えてしまったことから始まった活動です。
今ではこれが一つの社会活動となり、彼のウェブサイトは世界のゲリラ・ガーデナーたちにとってインスピレーションの源となっています。
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芝生のような感覚の柄の上に手描きされた繊細なラベンダー柄で、ロンドンのウェストミンスター・ブリッジ・ロードの円形交差点にゲリラ・ガーデナーたちが植えた幻想的なラベンダー畑の感覚を取り入れています。ラベンダーも都会の環境が気に入ったようで、ロンドンっ子たちの多くも都会の真ん中に生まれたラベンダー畑とその香りに魅了されています。ラベンダーの花からミツバチが密を集めるだけでなく、毎年ラベンダーを採取してピローに仕立て、資金集めに活用されています。
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2011年夏に地域の再開発や森林保護のために「ザ・エレファント・アンド・カースル・アーバン・フォレスト・キャンペーン」が創設されたことにもちなんで森を手描きした柄です。モチーフは全てゲリラ・ガーデナーに関連した野生生物、ひまわりや水やり器などが登場します。
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このプリントに描かれているリチャードとライラは、ロンドンの円形交差点でチューリップを植えている時に出会いました。1950年代にアーカイブの柄をもとに、ゲリラ・ガーデナーたちが都会の風景に緑を持ちこみ、建物に囲まれた空間に美をつくる様を手描きしています。
ゲリラ・ガーデナーたちは毎年世界中で5月1日にひまわりを植える活動をしています。まるでひまわりを土に植えていくように、初めに描いたひまわりの柄の上にクレヨンを重ね、そしてその表面を削りながらリピート柄を出していきました。
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