
みなさま、こんにちは。メルシーです。
「手芸が趣味です」「休日は裁縫をしています」など、普段何気なく使っている言葉ですが、その違いを意識したことはありますか?
手芸とソーイング(裁縫)って、何が違うんだろう?
今回は、知っているようで意外と知らない「ソーイングの世界」を紐解いてみようと思います。その歴史や受け継がれてきた技術を知ると、いつもの生地選びやミシンの時間が、さらに特別なものに感じられるはずです。
手芸(ハンドクラフト)とは
編み物、刺繍、レジン、粘土細工、ペーパークラフトなど、手先を使って作る「工芸・芸術全般」を指す大きな傘のような言葉です。
ソーイング(裁縫)とは
手芸という広い世界の中の、一つのジャンルです。特に「針と糸を使い、布を縫い合わせて衣服や生活雑貨を仕立てること」を指します。
ソーイングの一番の魅力は、1枚の布が、自分の手によって立体的な実用品へと生まれ変わることにあります。ただ美しく飾るだけでなく、実際に身にまとったり、暮らしの中で使ったりできる。そんな実用的なモノづくりこそが、ソーイングの面白さです。

これが文化やファッション、そして「楽しむためのもの」へと大きく変化したのが、19世紀の産業革命期です。ミシンの登場によって、それまですべて手縫いだった衣服の仕立てが劇的に進化し、家庭内でも誰もが洋服や雑貨を作れる豊かな文化が花開きました。
私たちが愛してやまない「リバティ・ファブリックス」がイギリス・ロンドンで生まれたのも、まさにこのソーイング文化が成熟し始めた1875年のこと。150年以上もの間、世界中のソーイングファンに愛され、大切に技術とデザインが受け継がれてきました。
私たちが今、何気なく動かしているミシンや、生地にハサミを入れるその手わざには、何千年もかけて先人たちが磨き上げてきた「仕立てる知恵」がギュッと詰まっているのです。
1. お洋服を仕立てる(洋裁)
2. 生活雑貨や小物を縫う

私たちメルシーは、数ある手芸のジャンルの中でも、特にこのソーイングを大切にして、皆さまの日々のモノづくりを応援しています。
なぜなら、1枚の美しい布が、皆さまの手によって命を吹き込まれ、誰かのためのお洋服やバッグへと形を変えていく。その瞬間のワクワク感や、完成したときの温かい達成感こそが、人間の暮らしを一番根底から彩ってくれると信じているからです。
「この美しい布を使って、次は何を仕立てよう?」
そんな風に皆さまがソーイングの世界を心から楽しみ、次の世代へとこの素晴らしい文化を受け継いでいけるよう、メルシーはこれからも素敵な生地をお届けし、ソーイングの魅力を発信し続けてまいります。
お気に入りのリバティ生地を広げ、針と糸を使って、丁寧に向き合う時間。それは忙しい日常の中で、自分自身を優しく労わる豊かなひとときでもあります。
心ときめく生地との出会いはここメルシーで。
皆さまの温かいソーイングの時間が、さらに特別なものになりますように。