こんにちは、メルシーです。
いつもご好評いただいているメルシーの別注企画。この8月に発売を迎えた「中東コレクション」は、私たちにとって特別な「挑戦」のプロジェクトとなりました。
今回は、このコレクションが誕生するまでの背景や、私たちが込めた想いをお話しさせていただきたいと思います。
ー 始まりはドバイコレクションとの出会いから ↓
ー メルシーだからできた「チャレンジング」な企画 ↓
ー こだわったのは「現地の空気感そのまま」 ↓
ー コレクションを彩る、エキゾチックな2つの柄 ↓
ー 生地の可能性は、世界中に広がっている ↓
このプロジェクトは、リバティ・ファブリックス本国のスタッフ、そして中東担当の方と話す機会があったことから、「いつか一緒に面白いことができたら」という、まだ輪郭のない会話からスタートしました。
その中で見せてもらったのが、ドバイで展開されているコレクション。 目に飛び込んできたのは、息をのむほど華やかで、エキゾチックな魅力に満ちたデザインの数々でした。
「この素晴らしいデザインを、日本のお客様にもぜひ知ってほしい!」
その強い衝動が、今回のプロジェクトを突き動かす原動力となりました。

とはいえ、ある国で展開されたコレクションを、そのまま別の国で別注として展開するのは、実は簡単なことではありません。
「ドバイの柄を日本で展開したい」と伝えた時、リバティ・ファブリックス側は、その提案に「すごいチャレンジングだね!」と驚きつつも、「ぜひやってみよう」と非常にポジティブな反応でした。その場にいたドバイの担当者も、この話には大変驚いていました。
こうした前例のない企画が実現できたのは、長年にわたりリバティ・ファブリックスの「温度感」を共有し、深い信頼関係を築いてきたメルシーだからこそ。生地専門店としての私たちの視点を信じ、共に挑戦してくれたリバティ・ファブリックスには感謝しかありません。
企画が動き出してからは、どの柄を選ぶかが一番のポイントでした。 残念ながら最新柄の許可は出なかったのですが、風景と花柄を1つずつ展開したいとリクエストし、中東らしさと日本の皆様の感性を繋ぐような、たくさんの候補を送ってもらいました。
その中で私たちが一番こだわったのは、「中東で展開された色、そのまま」でご紹介すること。 日本向けに配色をアレンジするのではなく、ドバイの地で愛されたオリジナルの魅力を、そのまま日本の皆様にお届けしたかったのです。
その結果、2021年・2022年に現地で発表された柄を、当時の配色のままメルシーだけで展開できるという、非常に貴重なコレクションが実現しました。

今回、私たちが厳選したのは、中東の魅力が詰まったこの2柄です。
Promenade(プロムナード)
まず目を引くのが、色とりどりの花々がダイナミックに咲き誇る「プロムナード」。リバティ・スタジオがミクストメディア手法で描いたデザインは、まるでそよ風に舞う草原のよう!伸びやかな墨のような筆致も美しく、春爛漫の生命力を感じさせてくれます。

サニーフローラの「タナローン」はこちら →
サニーフローラの「ラミネート」はこちら →
ルージュブロッサムの「タナローン」はこちら →
ルージュブロッサムの「ラミネート」はこちら →
ラベンダーフィールドの「タナローン」はこちら →
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Adventure Coast(アドベンチャー・コースト)
もう一つは、遊び心あふれる風景柄「アドベンチャー・コースト」。北ウェールズの美しい村、ポートメイリオンの景観からインスピレーションを得たデザインです。パラソルやヤシの木、趣のある建築などが絵画のように散りばめられ、理想的な海辺のリゾートの魅力が詰まっています。

ターコイズバザールの「タナローン」はこちら →
ターコイズバザールの「ラミネート」はこちら →
サンドメディナの「タナローン」はこちら →
サンドメディナの「ラミネート」はこちら →
シャウエンブルーの「タナローン」はこちら →
シャウエンブルーの「ラミネート」はこちら →
この企画を進めるにあたり、社内でも「日本で受け入れられるか」という不安の声がなかったわけではありません。しかし、それを上回る「絶対にやってみるべきだ」という強い想いが、この挑戦を後押ししました。
生地のデザインに、限界はありません。 世界には、私たちがまだ知らない素晴らしいデザインが無数に生まれています。その魅力を少しでも多く発信し、皆様にお届けしたい。それが私たちの想いです。
メルシーならではの視点で実現した「中東コレクション」。 ぜひ、このエキゾチックな魅力を手に取って感じてみてください。 そして、これからのメルシーの挑戦にも、どうぞご期待ください!
心ときめく生地との出会いは、ここメルシーで。
リバティ生地の魅力やあなたにぴったりの生地を見つけて手作りの楽しさをさらに広げてみませんか。
▼本日ご紹介させていただいた生地
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