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ビジュアライザー

2007年からリバティ・デザイン・スタジオはダンディー大学や、ヴィクトリア・アンド・アルバート美術館やシステム・シミュレーションといったところと手を組み、ビジュアル・ブラウジングが体験できるソフトウェアを開発する研究プロジェクトを進めています。

この「ビジュアライザー」により、リバティ・アーカイブにある見本帳や図柄、布の寸法やプリントといったリバティ・アーカイブの15,000項目をデータ･ベース上でデザイナーは、原点を引き出さずに、視覚的にブラウジングすることができるようになります。

次の花柄は全てこの体験をヒントに生まれたものです。

オーガスト・ローズ（August Rose）

ロー・カラーで詳細に描かれた水彩タッチのダマスク模様に、20世紀のハイ・カラーについてアーカイブ資料をヒントにしたハイライト色のストライプが入ったところです。

エリー・ルース（Ellie Ruth）

粋なレトロな感覚の花柄に、歯磨きストライプを組み合わせた柄で、1961年にあった花をモチーフにした総柄の「ビジー・理事―（Bizzy Lizzies）」をヒントにしています。

エイミー・ハレル（Amy Hurrell）

幾何学的模様で、様式化された花を散らしたヴィンテージ柄です。地型が使われ、花びらはベタな色になっています。リバティのアーカイブで見つけた日付不明の図柄をもとにしています。

フィッツジェラルド（Fitzgerald）

1930年代の典型的なリバティ・プリントをもとに、春の湿原を表現するように描きかえられた柄です。

クラリオコート（Clarricoates）

1965年のアーカイブ柄を参考にした柄で、モダンなポーカー・ドット柄に、細い直線遣いの八ッチングで描かれた花柄を加え、幾何学的構図にまとめています。

ミストラル（Mistral）

1949年に遡る資料から取ったアーカイブ調のグラフィックな水彩柄です。

2012年春夏柄　カラー・デザインストーリーはこちら

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